タオル難民を救う「タオルのグローバル・スタンダード」を創る
就職活動中は、生活者に近い商品を自らの企画で世に出していく、ダイナミックな企画営業職を志望していました。
伊澤タオルの魅力は、タオルという誰にとっても身近な商材でありながら、企画・開発・流通・販売まで全てのプロセスに深く関与できる点にあります。市場のニーズを捉え、自分の構想した商品をグローバル市場に届けていく。その裁量とスピード感のある環境に挑戦したいという気持ちが強く湧きました。
私たちの仕事は単なる「製品を売る営業」ではありません。
市場トレンドの把握、サプライチェーンの設計、工場との仕様交渉、価格戦略、さらには売場づくりまで。まさに総合商社的な視点で、タオルというプロダクトの“経済的な最適解”を導き出す仕事です。
たとえば、「この価格で高級感あるタオルを実現したい」という要望に対して、私は最適な原材料を選び、国内外の工場の強みを活かし、仕様やデザインを構築。サンプル製作から提案、最終の売場展開まで全てを自らの裁量で設計します。
現在は「グローバル・スタンダード」の構築を掲げ、各国の消費動向、価格帯などを見極めつつ、アジア、欧州の生産拠点と連携しながら、アメリカ市場での展開に力を入れています。

企画営業グループは東京と大阪合わせ全部で5つあります。私たちは単なる販促部門ではなく、サプライチェーン全体を見渡して商品戦略を立てる“司令塔”のような役割を担っています。製造、品質、物流など専門性の高い各部門と連携しながら、すべてのプロジェクトにおいて“ビジネスの重心”を握る存在として働いています。
世界中の消費者へタオルを届ける
仕事の醍醐味をひとことで言えば、“経済の手触りを感じる仕事”です。
取引先は誰もが知る一流企業。生産工場はアジア・欧州にまたがります。自分の判断一つで、流れるお金の規模も、動く人の数も変わっていく。その責任の大きさと、ビジネスとしてのダイナミズムに大きなやりがいを感じています。特に今は海外での販売網構築にも乗り出しており、「グローバル・スタンダード」を現実のものにしていくフェーズにいます。

入社してから素材、製造、流通、価格、マーケティングなど。商品を“経済的視点”で組み立てる思考力が鍛えられました。
また、海外の工場と品質やコストについて交渉する力、英語を使ったビジネス交渉のスキル、文化の異なる取引先と信頼関係を築く対話力など。いずれも本質的なビジネススキルを鍛えることができます。
扱う案件のスケールが大きい分、求められる視座も自然と高くなります。上場企業を相手に全国規模の売場設計を担うこともあり、若手であっても「経営感覚」をもって提案することが求められます。現在私は営業統括という立場で、多くの案件に直接関与していますが、実力次第で若いうちから組織を動かすポジションに就けるのも、伊澤タオルの魅力です。
As a leading towel company and a towel professional, I am aware that I am the only one who can deliver the best towels to consumers around the world, and I will work with that in mind.