タオルの性能研究で「やわらかさ」の数値化を可能にしました

伊澤タオル株式会社(代表取締役 伊澤正司)は国立大学法人信州大学との共同研究成果で、人の感じるやわらかさが機器測定により数値化が可能であることを示しました。今回の研究成果は2023年6月14日(木)~16日(金)に開催された2023年繊維学会年次大会にて発表を行いました。

人の感覚に左右されるタオルの肌触りは定義・指標の統一がされておりません。一方で、日用品の購入におけるECサイト利用の定着はタオルを触らずに購入することを一般的にしました。そこで求められるのはタオルの肌触りを判断する客観的な指標です。本研究は今まで困難を極めたタオルのやわらかさを主観評価と相関関係が高い機械測定によって数値化することを可能にしました。

本研究の成果で統一の基準を運用しないタオル業界の現状に対し、伊澤タオルが業界のリーディングカンパニーとして業界標準を定めていきたいと思います。

今後もさまざまな研究を通じ、タオルとタオルにまつわる使用環境、製品性能とその使い心地に対し、タオルを使う世界中の皆様が日々の生活で抱く不便の解消と価値の提供を実現します。