技術開発 A.S × 技術開発 Y.I

 Q.経歴を教えてください

A.Sさん

大学院を卒業後、ニット関連のメーカーに入り、工場でプログラマー兼マシンオペレーターとして働いたのち、伊澤タオルに入社しました。

Y.Iさん

大学の生活環境デザイン学科を卒業後、新卒で伊澤タオルに入社しました。

 Q.伊澤タオルを選んだ理由を教えてください。

A.Sさん

前職で培った工場生産の現場知識を使い、繊維業界でものづくりに携わりたいと思い伊澤タオルを選びました。

Y.Iさん

元々モノづくりに興味があり、大学で学んでいた繊維系でモノづくりにに携われる仕事を探していました。身近な商材を扱っているということ、消費者目線にこだわったモノづくりをしているというところに惹かれて入社を決めました。

 Q.仕事内容や課題を教えてください。

A.Sさん

仮説検証、サンプル試作、データや構造の分析解析といった商品開発の他に、信州大学、京都工芸繊維大学、福井大学との大学共同研究や原料メーカーとの共同企画研究も行っています。また定期的に社員に対してタオルや繊維の勉強会を開催しています。

Y.Iさん

綿やタオルの織り方に関する研究や国立大学との共同研究、タオルの評価方法の確立、新しいタオルの開発を行なっています。タオルに求められる肌触り・吸水性・速乾性・耐久性・毛羽の付着という5つの観点から高い品質のタオルを研究し続けています。

 Q.どんなチームで仕事をしているか教えてください。

A.Sさん

技術開発グループは東京に2名、大阪1名とオフィスを跨いでいますが、密に連携を取りながら仕事しています。東京本社と大阪本社にはラボがあり、そこで実際に実験を行うこともあります。

Y.Iさん

技術開発グループは東京、大阪にそれぞれの拠点があり、私は東京で上司と一緒に仕事を行っています。大阪のメンバーとも週に一度、定例ミーティングを行い連携しています。

 Q.仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。

A.Sさん

狙い通りの機能の効果が出た試作品が完成した時や反対に思い通りに行かない時に課題をクリアしていくときにやりがいを感じます。

Y.Iさん

新しい発見があった時、まだ世の中に確立されていないことが確立できた時、自分で開発したタオルが商品化された時にやりがいを感じます。
タオルは古くから扱われており、形も変わってはいませんが、まだまだ研究すべきことはたくさんあると考えています。

 Q.伊澤タオルで新しく得たスキル・経験を教えてください。

A.Sさん

伊澤タオルはタオルに関する特許を取得しています。そういった出願に関する知財関係の知識は入社してから身につきました。また取引工場が海外にあるため、輸入や海外生産のフロー、交渉力も身につきました。

Y.Iさん

タオルの仕様を見分けるスキルが身に付き、普段の買い物でも商品の性能を意識して購入するようになりました。
また、ただサイズや重量だけの情報でタオルを作るのではなく、企画に沿って糸の紡績や、パイル長など細かいところの仕様を変更するなどということを知りました。

 Q.どのような成長環境があるか教えてください。

A.Sさん

専門分野に関わらず社内で活発にコミュニケーションを取りながら協力しています。マニュアルを繰り返すのではなく、常に新しいことに挑戦する人が多く、成長を実感しながら働くことができます。

Y.Iさん

誰でも挑戦させてもらえる環境があるので、成長したい、目標達成に意欲がある方に向いていると思います。

 Q.これからの意気込みを教えてください。

A.Sさん

ユーザー視点に徹したものづくりを常に意識しながら、満足してもらえるタオルを作り続けていきたいです。

Y.Iさん

開発グループに所属してから4年、国立大学との共同研究を担当させていただいてから2年が経ちました。タオルの奥深さを知る毎日ですが、タオルの研究、綿の研究を進め、消費者の方に喜んでいただけるタオルの開発に繋げたいです。